真田の郷に戻った昌幸たち。
伸るか反るか、織田に賭けると決めた昌幸。それに従う一族郎党。
次はどう他の国衆をまとめるかだと昌幸。
信長を迎えるために、高遠城を片付ける家康。
城主の盛信の自害の跡を見つけた、案内すると忠勝。
勝頼の首を手厚く供養してやろうと家康。
その後すぐにその事を甲斐、信濃に広めましょうと正信。
その事が肝要と家康。
信濃に入った信長。
対応を迫られた国衆たち。
一同を集め、総代として信長に会いたいと昌幸。おぬしの家来では無いといきり立つ室賀。
あやつらをまとめるのは至難の事だと昌幸。
父上が私欲を捨てて尽くしているのが判らないのかと源三郎。
信長が自分を総代と認めれば小県は自分の物だったのに、残念だと昌幸。
私欲でしたかと源三郎。
櫛を幼なじみの梅に渡す源二郎。
そこへ室賀の者が山を荒らしに来たと知らせが入ります。
真田の郷は自分が守ると源二郎。
であえ、と叫びながら出て行く作兵衛。
上杉から密書が届いた、その返書を届けよと源三郎に命じる昌幸。
織田に付くのでは、と源三郎。
打てる手は全て打っておくのだと昌幸。
越後に向けて出立する源三郎。
それを見ていた国衆の手の者。
昌幸の動きを見て、不信感を募らせる国衆たち。
百姓たちを指揮し、室賀の者たちを追い払った源二郎。
その帰り道、変わり果てた姿の茂誠と出会います。
国衆の手先に襲われる源三郎。
倒れる佐助。
奪われた昌幸の文。
思った通り、真田は上杉と通じていた、それが信長に渡れば真田は終わりだと出浦。うなずく室賀。
腹を切って詫びると源三郎。
お前はやるべき事をやったまでと昌幸。
そこへ入ってきた出浦。
室賀は密書を持って信長に会いに行くそうだと出浦。
思うつぼだと笑う昌幸。
どういう事かと気色ばむ源三郎。
あの文を信長が読めば、昌幸という男は方々から声を掛けられる味のある男だと思うはず、自分も味わってみたいものだと考えるに違いないと昌幸。
無事だった佐助。唖然とする源三郎。
父に欺かれていた事に、男泣きする源三郎。
茂誠に再会し、喜ぶ松。暫くは身を隠していた方が良いと源二郎。嫌だと言い張る松。
自分は父に好かれていないのかもしれないと源三郎。
まずは先に用事を済ましてからと茂誠の下に案内する源二郎。
なぜ戻ってきたと茂誠をなじる源三郎。
兄上なら何とかとりなしてくれるかと思ったと源二郎。
知ってしまった以上、腹を召されよ、さもなくば自分が切ると源三郎。
今更切ったところで何になると源二郎。
けじめだと源三郎。
けじめなら、生きてつぐなうのがけじめだと源二郎。
この人を殺すなら自分も殺しなさいと松。
この事は父に伝える、しかし今夜ではなく明日の昼頃とすると刀を納める源三郎。
もう終わりだと茂誠。
兄は逃げろと言っているのだ、明日の朝迎えに来ると源二郎。
翌日、信長からの参上を促す文が届く。
源二郎に同行を命じ、信長という男が真田を託すに足る男かを見極めてみよと昌幸。
自分も行きたいと源三郎。ならぬ、自分たちにもしもの事があった時のためにお前に託すのだと昌幸。
信長に会うため、諏訪へと向かう昌幸と源二郎。
今回はほぼ創作の回でした。信長は武田家に直結していた甲斐衆には厳しかったのですが、信濃衆には寛大で、信濃の国衆はほぼそのまま受け入れた様です。なので、昌幸がドラマの様な小細工をしていたかどうかは不明ですが、いかにもやりそうな事ではありますね。このあたり作者も書いていて面白かったところではないかしらん。
今回で描かれた伏線は、昌幸と源三郎との間に溝が出来、犬伏の別れへと繋がっていくというあたりでしょうか。あと、源二郎の戦巧者ぶりが垣間見えたあたりかな。茂誠の今後も気になりますね。
次回は信長との対面が描かれます。源二郎の目から見た信長がどう描かれるか、楽しみに待ちたいです。