ねこづらどき

ねこづらどきは黄昏時を表す言葉です 京都の寺社や町並み、花の風景を歩きながら記録しているブログです。ときどきお城巡りもしています。

2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

京都・洛東 黄昏時 ~下河原通~

石塀小路を西に抜けると、そこは下河原通。個々にはお茶屋の名残を示す風情のある家があるけれど、全体としては雑然としていて、あまり絵になる道ではありません。 それでも黄昏時は別。遠くに八坂の塔が見えて、素敵な町並みに感じます。 それにしても、電…

京都・洛東 夏の石塀小路

夏の石塀小路は、暑いばかりで今ひとつ風情がありません。でも、夕暮れ時は別、日が西に傾くと共に涼しげな風が吹いてきて、ほっとした気分にさせてくれます。 ここもさすがに八坂神社のお膝元だけあって、祇園祭の提灯と幔幕を張り巡らせた家が散見されます…

京都・洛東 夜顔 ~花見小路~

祇園祭が行われている7月の間中、京都ではそこかしこで祭り提灯を目にします。ここ祇園花見小路の一力亭では、高張り提灯が高々と掲げられていました。 その一力から少し西に入った小路で、夜顔を見つけました。 まだ咲いたばかりで香りはありませんでした…

京都・洛東 神輿洗式 ~祇園祭~

祇園祭の掉尾を飾る行事、神輿洗式が行われました。7月1日の吉符入りから始まった祇園祭も、この神輿洗式が終われば29日の神事済奉告祭、31日の疫神社夏越祭を残すのみであり、大々的な神事はこれが最後となります。 写真は3基の御輿の内の中御座が舞…

京都・洛東 尺八根本道場~明暗寺~

東福寺の参道を歩いていると、明暗寺という表札を掲げた寺があります。そして同じ表札には尺八根本道場と書かれており、ここが尺八の総本山である事が判ります。 いま尺八と言えば楽器の一種なのですが、元来は宗教上の法器でした。お経を詠む代わりに尺八を…

京都・洛東 尺八根本道場~明暗寺~

東福寺の参道を歩いていると、明暗寺という表札を掲げた寺があります。そして同じ表札には尺八根本道場と書かれており、ここが尺八の総本山である事が判ります。 いま尺八と言えば楽器の一種なのですが、元来は宗教上の法器でした。お経を詠む代わりに尺八を…

またトラブルだ

ココログの長いメンテナンスが終わったと思ったら、またトラブルです。どういう訳か右サイドバーが落ちたまま通常に表示されません。設定を色々触ってみたけれども元に戻らない。バージョンアップとやらで仕様が変わったせいかしらん?そんな情報どこにも書…

京都・洛東 九山八海の庭 ~東福寺塔頭・霊雲院~

東福寺塔頭の霊雲院は、他の塔頭と違って路地の奥にある寺なので、東福寺に行った事があったとしても、どこにあるのか知らないという人が多いかも知れません。創建は1390年(明徳元年)の事で、当初は不二庵と称していました。 第七世となった湘雪和尚は…

ココログメンテナンスのお知らせ

いつも当「ねこづらどき」を訪れて頂きありがとうございます。 さて、当ブログが利用しているココログのメンテナンスが、7月24日午後9時から翌25日15時にかけて実施されます。このため、この時間帯においては、コメントおよびトラックバックの受付が…

京都・洛東 雪舟寺~東福寺塔頭・芬陀院~

室町時代の禅僧にして水墨画を大成させた事で知られる雪舟ゆかりの寺が東福寺にあります。その名を芬陀院(ふんだいん)と言い、通称「雪舟寺」として世に知られます。 芬陀院は鎌倉時代末期にあたる元享年間(1321~1322)に、時の関白一条内経の発…

京都・洛東 桔梗終焉 ~天得院・智積院~

長く続いた梅雨の終わりと共に、桔梗もまた盛りを過ぎようとしています。 桔梗の寺として知られる東福寺塔頭の天得院では、7月16日で桔梗鑑賞の特別拝観を終え、21日現在ではわずかに玄関で咲いている花だけを見る事が出来ました。 一方、参道に植えら…

京都・洛東 蓮見頃~智積院~

京都・東山七条にある智積院では、蓮が見頃を迎えています。 ここは小さな蓮池なのですが、かなりの数が咲いており、それを目の前で見られるのが魅力です。 蓮池は2カ所に別れていて、東側の池で見られるのが八重咲きの花です。八重咲きは法金剛院でも咲い…

京都・洛東 蓮開花~東福寺~

京都・東福寺の蓮が咲き始めています。蓮は三門の南にある放生池で咲いており、そう数は多くないのですが、とても美しい色合いが印象的でした。 ここでちょっとした驚きだったのは、カワセミが居た事です。恐ろしくすばしっこい鳥で、あっという間に目の前を…

京都・洛東 黄槿 ~東景寺~

以前紹介した下河原の東景寺で見つけた黄槿(ハマボウ)です。 ぱっと見、黄色の木槿かと思ったのですが、葉の形が全然違います。ハイビスカスとも違うし何だろうと思っていたのですが、やっとハマボウと判りました。その名のごとく、主として海岸近くで咲く…

京都・洛東 雨の日・八坂の塔

二年坂を横目に、八坂通を下りてきました。通称「夢見坂」と呼ばれるこの界隈は、かつての花街の面影を残します。濡れた石畳と古塔がよく似合ってますね。 そして、こちらは塔の下商店街からの光景です。他府県の人を案内して来て意外に思われるのは、このあ…

京都・洛東 雨の三年坂

雨の三年坂。濡れた階段は滑りやすく、道行く人も慎重ですね。 石畳には雨が似合う、と思います。特にこの古い佇まいには、しっとりとした情緒がぴったりと来ますね。 さらに二年坂近くの八坂通。ここの曲がり具合が良いと思い撮りに来たのですが、良く見る…

京都・洛中 祭りの宵に ~鴨川~

今日は祇園祭のハイライト、山鉾巡航です。去年は大雨に祟られてしまいましたが、今年はなんとか保った様ですね。 写真は宵々山の日の鴨川の様子。前日に降った雨のせいでずいぶんと増水していましたが、危険を感じる程ではなく、大勢の人が夕涼みに訪れてい…

京都・洛中 祇園祭宵々山2007

台風が通り過ぎたと思ったら今度は今度は大きな地震がありましたね。散々な連休となってしまいましたが、被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。 今京都で行われている祇園祭は、災厄を取り除く為のお祭りです。願わくば八坂の神にあやかって、…

京都・洛中 祇園祭宵々山2007

台風が通り過ぎたと思ったら今度は今度は大きな地震がありましたね。散々な連休となってしまいましたが、被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。 今京都で行われている祇園祭は、災厄を取り除く為のお祭りです。願わくば八坂の神にあやかって、…

京都・洛東 雨の日・清水寺

大型台風が来るというので戦々恐々としていた京都でしたが、幸いな事に大した事もなく通過して行きました。祇園祭の関係者は提灯を外したり、山建てを延期したりで大変だった様ですね。でも、おかげさまで、今日、明日と宵宮を楽しむ事が出来そうです。 それ…

京都・洛東 大谷道 ~清水寺への道~

清水寺へ歩いて向かう道としては、三年坂を経由するルートが最もポピュラーでしょうね。次いで五条坂、清水道の順でしょうか。裏道的には清閑寺から下りてくるというルートもありますね。 実は清水寺には、これらの道とは異なるもう一つの道が通じています。…

京都・洛東 めやみ地蔵 ~仲源寺~

四条大橋から東に向かい、縄手通を渡っすぐのところにあるのが仲源寺、通称「目疾(めやみ)地蔵」です。一日中人通りが絶えない繁華な場所にあるのですが、地元の人以外には案外知られていない寺かも知れません。 この寺は浄土宗に属し、創建は鎌倉時代に遡…

京都・洛中 猫寺 ~称念寺~

西陣の地に猫寺と呼ばれる寺があると聞き、北野天満宮に向かう途中に立ち寄ってみました。 その寺は称念寺といい、浄土宗知恩院派に属します。西陣の町並みに埋もれた様な寺で、細い道をくねくねとたどった先にようやく見つけました。慣れた人だともっと簡単…

京都・洛北 路傍の桔梗 ~平野神社~

平野神社の前を通りかかった時に、偶然見つけた桔梗です。 ここは別に桔梗の名所というわけではなく、南門の脇にひと株だけ咲いていたに過ぎないのですが、なぜか心惹かれるものがありました。周囲に雑草がはびこる中にあって、一際美しく見えたのです。 や…

京都・洛西 夏の花 ~法金剛院~

法金剛院は花の寺。この時期は蓮が主役ですが、夏の花は他にもあります。 今が盛りなのは桔梗の花。数は多くないですが、受付から庭に向かう通路の脇で咲いています。ここを訪れる人を最初に出迎えてくれるのがこの花なのですね。 撮っている時はユリの一種…

京都・洛西 蓮咲き始め ~法金剛院~

京都・花園の地にある法金剛院の蓮が咲き始めました。ここは大きな蓮池があるほか、周囲には鉢植えの蓮も咲いていて、すぐ目の前で花を楽しむ事が出来る様になっています。 こうやって花の中の花托を覗けるのも鉢植えならではですね。それにしても、蓮の花に…

京都・洛北 出町・妙音弁財天

出町デルタの西岸、出町橋を渡ってすぐのところに小さな鳥居があります。そこが妙音弁財天。京都七福神の一つに数えられる弁天様をお祀りするお堂です。 この御堂の御本尊である妙音弁財天は、代々伏見宮家に伝えられてきた画像です。江戸時代の伏見宮家は出…

京都・洛北 七夕祭~北野天満宮~

7月7日は七夕。この日、七夕祭が行われる北野天満宮を訪れてきました。 「ひこ星の行あひをまつかささぎの渡せる橋をわれにかさなむ」 菅原道真公が詠まれたというこの歌が、北野天満宮と七夕の結び付きを象徴しているとされます。午前中の行事は「御手洗…

京都・洛西 妙心寺塔頭「桂春院」

洛西の巨刹・妙心寺には46の塔頭がありますが、常時拝観出来る寺は飛び地の竜安寺まで含めても4つしかありません。その一つが桂春院です。 桂春院は、1598年(慶長3年)に織田信忠の次男である津田秀則によって、見性院として開創されました。秀則の…

京都・洛中 一本御書所跡 ~平治物語の舞台~

自転車で下立売通を走っている時、偶然見つけた「一本御書所跡」の石碑です。ここは背景の看板に「あぶら」とある様に山中油店という油商の店先なのですが、かつての平安京の内裏の一角にあたり、一本御書所という役所があった場所と推定されているのだそう…